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CSWブログ

北海道に生まれた民間宇宙開発企業カムイスペースワークス。 略して「CSW」 ブログはこちらに引越しました。
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札幌市立高校進路探求セミナー(植松)
 昨日、一昨日は、札幌市で毎年開催される
進路探求セミナーで講演をさせていただき、パネルディスカッションにも
参加させていただきました。

2日間で、約2500人の高校一年生と関わることができます。
入学時に書いた「夢」に関する作文を、代表者が発表し、
それについて、ディスカッションをするという素晴らしい企画です。
こういうことが、この規模で出来る、札幌市の教育委員会は素晴らしいと思います。

一緒にパネルディスカッションに参加するのは、
北海道の人なら誰でも知ってる、FMの千葉ひろみさんです。
いつもラジオで聞いてる声が、目の前の人間から発せられているのは、
とても不思議な感覚になります。

昨年あたりから、高校生の「夢」が少しずつ変わってきたような気がします。
それまでは、大人が聞いても納得の職業を夢にあげる子が多かったです。
でも、それの実現の為に何をしているかという質問には、
部活と勉強をがんばっている、というような答えが多かったです。
部活と勉強ももちろん大事だけど、やりたいことに少しでもいいから
関わってほしい、と伝え続けてきました。

それが、だんだん、夢が複数ある、沢山ある、という子が増えてきたように思えます。
それでいいのだとおもいます。
なぜならば、どんな職業であっても、複合産業だからです。
ワープロだけ。エクセルだけ。裁判だけ。弁護だけ。逮捕だけ。消火だけ。ロケットだけ。
なんてことはあり得ないです。
毎日、様々な仕事をするのです。
だから、多くの能力を持っていた方が、間違いなく仕事はよりよくこなせます。

社会にでたら、やったことがない、しらない、経験の無い、こととしか出会えません。
やったことがないからできない。
知らないから出来ない。
経験が無いから出来ない。
と言ってしまったら、もうそこで人生はおしまいです。
知らなければ調べればいいだけです。
やったことがなければ、やればいいだけです。
それが「経験」です。

学校とは、社会に出る前の、可能性に満ちあふれた子達に、
様々な経験をさせる場所では無いでしょうか?
一生、微分積分に関係のない人もいるでしょう。
一生、マラソンしない人もいるでしょう。
でも、経験しておくことで、それらと出会ったときに、なんとなく
「出来る気がする」という経験を積むのが学校ではないでしょうか?

僕は、大学で流体力学や航空力学に出会います。
でも、すんなり理解できました。
なぜなら、計算や専門用語を、ほとんど紙飛行機の設計の勉強で
覚えていたからです。
ベルヌーイの方程式も覚えていましたし、大気密度の標準値も頭に入っています。
だから、苦労せずに、より深い学問に入っていけました。
でも、クラスメートのほとんどは、そもそも専門用語を理解するところから
始めなければいけなかったので苦労していました。
流体力学の試験では、40人中、合格者は僕だけ、ということもありました。
でも、その能力は、中学と高校では、「テストに関係ないからやめろ」と
言われ続けた能力だったんです。

学校で「苦手」と「嫌い」を身につけてしまう人も多いです。
また、お前は「文系」、お前は「理系」と、先生に分野を決められてしまう人もいます。
そしてそれは、苦手からの逃避として押し付けられ浮ことが多いです。
「経験」を避けさせていいのでしょうか?
仕事では、苦手から逃れる方法は、退社しか無いのです。
(学校の先生は、そうでもないのかな・・・)

最近、会社を辞める若者は、
「自分には、向いていませんでした」が多いです。
苦手からの逃避です。
では、何が向いているんですか?と思います。
最初から出来ることなんてありません。
出来ないから出来るようになるだけなんです。
ところが、苦手からの逃避を身につけた人は、逃げてしまいます。
だから、一生、能力が向上していきません。
これでは、間違いなく、ロボットや、海外の熱意ある人に負けます。

高校の3年間は、とても貴重な三年間です。
できるだけ多くの経験をしてほしいです。
いろんな人に関わってほしいです。
いろんな仕事に、大人に関わってほしいです。
映画も、音楽も、好きなジャンル以外にも、本物に触れてほしいです。
好きなことも、とても大事です。
でも、発展させてほしいです。
立ち止まらないで、どんどん進んでほしいです。

今回関わった子達の中にも、中学生時代に植松電機と関わった子達が、
少なからずいてくれました。
もしも、夢がいくつもある、というのが、僕らと関わった結果であるならば、
それはもう、ものすごくうれしいことです。
そうじゃなくても、ものすごくうれしいです。

大人向けに話をすると、マイナスイオンにやられてしまうことが多いです。
時間を生み出して、必死で指定の時間に行って、がんばってしゃべって、
がっかりさせれるのでは、何やってんだかわかりません。
だから、大人向けのお話は、本当はものすごく嫌です。
そもそも僕は、人間がものすごく苦手です、ということを、
ひとりぼっちが大好きだ、ということを、講演でもしゃべってるのだから、
そこをくんでくれない人が少なくないです。
ほんと、大人は難しいです。


でも、子ども達は違います。
高校生をこどもっていっちゃあ失礼かな。
悩み、迷い、あきらめたり、やめたり・・・でもまだ未来を見ている。
一緒に未来を見る人とがんばっていきたいです。

多くのこどもたちが、夢を持っても、どうしたらいいのかわからないで困っています。
だから、「未来を見ている大人」の人達にお願いです。
子どもが夢をもっていたら、どうすればいいのかを、
やった人が教えてあげてください。
やってる人にあわせてあげてください。
そうすれば、きっと、その子達は、未来を切り開きます。

僕らは人生を歩いています。
何度も道に迷っています。
だから地図が必要です。
僕らは地図をアップデートしてるんです。
もう、昭和の地図じゃダメなんです。
高度経済成長期の地図でもダメなんです。
現在の地図が必要です。
そして、それを一番欲してるのは、こどもたちです。
だから、がんばって地図をアップデートしていきましょう。


| - | 16:17 | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark |
グライダーで空を飛ぶというのはわたしの夢です
それも自分で作ったグライダーでクロスカントリーを行うのは最高の夢です

自分の夢ですからできうる限りの最善を尽くします
当たり前です

けど同じように飛んでいる人たちが「どうせ遊びだもん」って簡単に言うんです。
「遊びだからいいんだもん」って簡単に言うんです

自分の夢なのになにかすごくぞんざいに扱っている名と意見をすると
「人の遊び方に文句を言うな」となるんです。

おかしいなあと思います。

夢と仕事を一緒にしてはいけないと思いますこれは植松さんも同意だと思います。
けど
夢と遊びも一緒にしちゃいけないんだろうなあと思います。
遊びだからって自分の夢をぞんざいに扱うようになるからです

これは2chでの書き込みで気が付いたことです
そして思いました
自分の夢をぞんざいに扱っている人がとても多いことを。

そうならないようにしなきゃと思っています。
| 高橋徹哉 | 2011/05/12 5:17 PM |
私は小学校3年生の息子をもつ母です。
フリーランスで仕事をしています。
今も道に迷っていますが、
植松さんの発信を、ご著書を拝読して、
私たち大人が未来をみつめて、希望と夢をもって
その背中を子どもたちに見せてあげなくては
いけないと確信しました。

いつも、希望をありがとうございます。
力をもらっています。
| 古崎千穂 | 2011/05/15 6:10 AM |
はじめまして。植松さんの宇宙ロケット教室や講演会を富山でぜひやって欲しい!と願って書き込みさせていただきます。
こちらは富山市山田小・中学校で、小学生70名、中学生36名ほのとても小さな学校です。私はそのPTAの者ですが、この小さな学校の子どもたちにも(地域の大人たちにも)、いつか植松さんのロケット教室やお話を聞いて、大きな夢と希望を持てるようになってほしいと思ってきました。
今年の11月ごろを希望しています。あらためて詳細をご連絡させていただきたく、ご連絡先を教えていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします。
| 藤井徳子 | 2011/05/21 9:20 AM |









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