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CSWブログ

北海道に生まれた民間宇宙開発企業カムイスペースワークス。 略して「CSW」 ブログはこちらに引越しました。
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情緒がルールを破壊する(永田、再掲)
B型肝炎和解金の財源、増税も選択肢」だそうです。まあ、予想された展開ですね。どこまで補償範囲が広がるか、見物(みもの)です。だからきっちり線を引いとけと言ったのですが、「命の線引き」などと情緒に走った結果ですね。

2007 年の記事ですが、再掲します。福田衣里子氏が薬害被害者に含まれるような線の引き方が、そもそもおかしいのです。


情緒がルールを破壊する(永田) | 私的社会論     2007/12/27 17:32

ここ暫く、近来無かったくらいに脳を絞ってます。知恵熱が出そうです。こればっかりは誰も助けてくれません。自分が知恵を出すしかありません。持ち寄った知恵で仕上げると統一性が毀損されますし、均すとゼロになりかねません。なんてウンウン唸ってるところに、審査しなければいけない書類がキャスターで運び込まれました。高さが14.5 cm有ります(計りました)。ざっと、1500ページです。締切まで一箇月足らず。というわけで、僕の年末年始は無くなりました。ここまで非人道的な状況に陥ったのは初めての経験です。
 
ところで、最近、情緒によりルールが破壊される事件が続いています。薬害肝炎の件と、沖縄戦に関する教科書検定の件です。ここまでルールを守ることに対して鈍感になってもいいものなんでしょうか。前者に関しては三権分立を軽視し過ぎだと思うし、後者に関しては、教科書検定制度を軽視し過ぎだと思います。誰が軽視し過ぎって、マスコミが、なんですが。もはや社会の木鐸の機能を喪失しています。今やマスコミが伝えるのは情緒だけです。単なる情緒拡大装置。困ったものです。
 
薬害肝炎訴訟で先頭に立っておられる福田衣里子さんは、1980年、出生時にクリスマシンを投与されたそうです。フィブリノゲンによる肝炎の集団感染が国内で初めて確認されたのが1986年。米国でC型肝炎ウィルスが発見されたのが1989年。クリスマシンによる集団感染は1989年以前の報告例が無し(C型肝炎ウィルスが発見される以前は、集団感染の発生くらいしか危険を確認する方法は有りません)。そういうわけで、クリスマシンについては国の責任は無しという判例も存在します。
 
福田衣里子さんの場合は、1980年ですので、仮に投与されたのがフィブリノゲンだったとしても厚生省に責任は無いでしょう。ましてや投与されたのはクリスマシンです。仮に未知のウィルスを理由に認可を取り消すべしとするなら、今でも血液製剤は使用不可だし、彼女は出生と同時に亡くなっています(なので、「安易に止血剤として使用されたことによる感染」にも該当しない)。マスコミは、ある時は「危険が有っても助かる人がいるなら認可を急げ」と言い、ある時は「危険を予知できなかった国の責任だ」と言います。情緒のみで書いているからです。困ったものです。
 
話を戻すと、福田衣里子さんについては国に法的責任は無いです。一方で、国の過失が認められるべき被害者も存在します。ということは、この両者の間のどこかに、線が存在します。当たり前のことです。けれども、「被害者を線引きするのはおかしい」という情緒的な主張が行われます。で、マスコミはこの情緒を拡大再生産します。困ったものです。

| 社会一般 | 15:10 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
前いたグライダークラブは「女と金持ちに甘い」みたいなことをチョコチョコお話させていただいたかと思います。

結局同じことかなあと思っています
「あの子は女の子だし、東京からわざわざグライダーとびに来ているんだから、こんなことまで要求するのはかわいそうだ」ってな感じ。
その割りに地元の独身の男には結構むちゃくちゃなことを要求したりする。

まあ、女の子や金持ちをちやほやしたほうがクラブとしてはお金になるというところなんだろうなあと思いますね。

まあ、税金で作った滑走路の上でさえそういうことが行われるのに、外の分野ではもっとひどいのかもしれません

今回の事例についても情緒に流されたほうがマスコミはお金になります。「この人たちはこんなにかわいそうなんだから世の中はもっと変わらなきゃだめだ」みたいなロジックは一番お金になるのでしょうから。

こういうロジックを考えると、丁度「エゾ鹿がかわいいから餌付けをしないとかわいそう」といってエゾ鹿とその周りの生態系をぐちゃぐちゃにした事例ととてもよく似ているなあと思います。
| 高橋徹哉 | 2011/07/11 10:26 AM |
追加で書きます
ここまで書いて思いました
土木の世界も一緒だ・・・・!

「仕事が取れないのがかわいそうだから、談合で仕事を取れるようにしてあげよう」

さあ、どうなった・・・てことですよね・・・。
| 高橋徹哉 | 2011/07/11 11:01 AM |









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