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CSWブログ

北海道に生まれた民間宇宙開発企業カムイスペースワークス。 略して「CSW」 ブログはこちらに引越しました。
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大きい=良い。小さい=だめ。からの脱出(植松)
 日本人は、なんでもでかくします。
大仏も。戦艦大和も。スカイツリーも。
もちろん、大きくするためには、すごい技術が必要になりますから、
大きいってことは技術的挑戦の結果として、すごくよいものです。
でも、それは、小さいことが、劣っている、には直結しません。
でも、直結してることが多いです。

先日、ロケットの海上回収試験をしました。
3機打ち上げ、3機とも海上で発見・回収できました。
回収のための工夫は、うまく機能しました。
ほかにも多くのことを学べました。
大成功です。
しかし、翌日の新聞では、「到達高度」がどーんとかかれていました。
海上回収のことは、触れられていないです。

これはまるで、一生懸命頑張って成果を上げた人を取材した記事に、
身長や、スリーサイズしかかかれていない状態です。

実験や研究は、コストをかけない方が、沢山の試験ができます。
コストをかけないためには、小型化ってのはすごく有効です。
だから、どんな飛行機だって、風洞試験のときには、実物の30分の1や、
場合によっては100分の1という模型を使用します。
それって、低レベルのことでしょうか?

自動車のデザインでは、粘土を使って形の確認をします。
それを聞いた人が、「粘土!?子どもの遊びみたいですね。」と言ったのを
聞いたことがあります。
ものすごく、悲しかったです。

携帯電話、大きい方が、重たい方が、いいですか?
良くないですよね。
小さくする努力をしている人達がいるから、便利になっています。

巨大な工場で、人間がほとんどいない生産プロセスを見て、
すごーい!と感動する人が多いです。
もちろん、僕も感動します。
でも同時に、悲しみを感じます。
人間がいない工場ってことは、人間がいらないってことなんです。
自己否定をされてるような気がします。
だから僕は、できるだけ、大量生産前のプロセスを知りたがるようにしています。
そこでは、小さい模型を、手作業で、地味につくる人間がいるからです。

植松電機は、小さいです。
人数も少ないです。
「思ったより小さかった」と言われることもあります。
大きい必要がないのです。
でも、そこでは、人間が、知恵と工夫で悩み苦しみながら、喜びを感じています。

昔から宇宙開発に関わっている方々は、
植松電機を見て、「懐かしい」と言ってくれます。


自分が使っているものの、開発のプロセスをぜひ知ってください。
そうしたら、小さいこと。模型のすごさを知ることができます。
そうしたら、ペーパークラフトや、プラモデルや、モデルロケットの
すごさも知ることができるのです。
それらが、人の能力を高めるために効果があるのだ、ということも
信じることができるようになります。
| - | 07:11 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
努力する、どんな時でもまずそれが必要です。

結果はそれに応じてついてくるもの…

努力した自分を信じられるからこそ、自信をもって人生を歩める。

等身大のタイムリーな反応は得られなくても、揺るぎない結果はいつか正当な評価となる日があるような気がします。
| まっすぐ | 2011/08/10 5:41 AM |
大きなものを作るには、小さくする工夫を
総動員しないとつくれませんね。

ぼくはボーイングB-29、コンベアB-36爆撃機も小さくまとめる工夫をこらしてあの大きさ(小ささかな?)になんとかまとめたのを「世界の傑作機」を読んで
はじめて知りました。
縮の美学で日本まで飛んでこれたんですね。彼らのほうが日本的かも。
よい方法をとりいれる素直さや柔軟さは見習わないと。

さて、大きいほうがかっこいいよというのは
明治の富国強兵からぼくたちがずうっと刷り込まれてきました。
(人間は大きい物を眺めて畏敬の念を感じる傾向があることもフィットしたんでしょうね)

ただ、でかい軍艦や爆撃機は家庭で開発や運用するものではないので、おおきいと何が悪いか
実感しにくいんですね。また兵器は性能優先ですので、多少お金がかかっても代替するものがないと
苦労しながらなんとか長年使いきってしまうので
「まあ、しかたないかなあ」となってしまうのだと思います。

僕らの生活で、自分の手でちょっと工夫して
いじると、かなりの性能向上が
みられる道具を使うようになると、大艦巨砲主義から抜け出すヒントを学べるかもしれません。
うちの場合は、スポーツ自転車と、家庭内の
本の電子化するための卓上スキャナでした。

両者とも、家の内外で生きるための空間を何倍にも
広げてくれました。
小さくすると、生きる場所が広がる。不思議な体験でした。
こういうところから、少しづつ意識はかわっていくのだと思います。

ゆっくり生活の中に浸透していくので
軽くてうすいものがいいという考え方にみんな
気づいていないだけかもしれないです。
新聞社の人も、恩恵を忘れているだけかもしれないですよ。そこがいかにもくやしいのですが。



| Shin | 2011/08/10 7:34 AM |
つい最近、植松さんの講演を聞かせていただきました。(人違いだったら本当にゴメンナサイ!)
自分は日本と言う小さな国が好きですが、
小言ばっか言って出た杭を引き摺り下ろそうとする
この国の人間が嫌いです・・・んで、そんなことに一々怒っている自分の器の小ささも嫌いです。
どうしたら植松さんのような大きい器を持てるでしょうか・・・
| 駁 | 2011/08/10 9:28 PM |
 植松さんも,怒ってますよ。たくさん怒っています。
でも,その怒りをパワーに変えて,「だったらこうしてみたら」と前進しているのです。

 心配になるのは,植松さんが1人しかいないこと。忙しすぎて,大丈夫かな〜と心配になります。
 でも,講演やロケット教室や本などで,植松さんを知ることで,たくさんの人が自分の可能性に気付いてくれれば,この世の中もなんとかなるかも…と思ったりします。

 どうしたらいいんだかわからないくらい複雑な課題も山積している世の中に,腹の立つことも,くじけそうになることもたくさんあります。
 怒りをパワーに変えて,明日のために今日の屈辱に耐えて,一歩ずつ前進していきましょう。

 大丈夫,きっとなんとかなります。〜わたしのおまじないの言葉です。
| ピート | 2011/08/11 8:12 AM |









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