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CSWブログ

北海道に生まれた民間宇宙開発企業カムイスペースワークス。 略して「CSW」 ブログはこちらに引越しました。
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ロケット教室の工夫(植松)
 ロケット教室では、子ども達に僕の話を信じてもらいたいと思っています。
「どーせ無理」から「だったらこうしてみたら?」です。

ロケットをつくるときは、説明書を読んでつくってもらいます。
手順ややり方を指示しません。

「わかんなーい」って言ったら、わかんなくなるからね。
わからなかったらしらべればいいんだよ。
まずは、他の人を見てごらん。
それでもわからなかったら、聞けばいいよ。
そして、見て、聞いて、わかったことを、まわりの子に
教えてあげな。
それだけで、この世からわからないことが無くなるよ。

だからこそ、説明書を改良します。
いろんなことを試します。
パラシュートの加工や、ワディング(パラシュートを開くために大切なもの)の
入れかたも改良しました。
何度も実験しました。
しなくてもいいことなのかもしれません。
でも、しなければいけません。
なぜなら、植松電機は、よりよくを求め続けないといけないからです。
毎日の仕事は、よりよくの追求です。
それを、「そこまでやらなくても。」「そんなにこだわらなくても。」と
思った瞬間に、ただれるのです。
それは、植松電機の精神ではありません。

道具も、良いものを準備します。
僕は、カッターやはさみの切れ味にこだわります。
なぜなら、良い道具を選ぶ人になってほしいからです。
だから、カッターの刃を毎回点検します。
欠けている刃なんて、ゆるされません。
はさみの切れ味も確かめて、気になったら研ぎ直します。
こだわり過ぎなのかもしれませんが、
僕はこだわります。
だって、良いものを選ぶ人がいなくなったら、
僕らみたいな製造業は生き残れないのです。
「やすいのでいいわ」って言われたとたんに、
工夫も改良もいらなくなってしまうのです。
だから、自分たちの存在をかけて、道具の整備をします。

ロケット教室は、僕たちの修練でもあるのです。
たんなる、めんどうくさい、たいしもうからないサービスだと思ったら、
やらなければいいだけのことなのです。
修練のためにするのです。
おまけに、その姿が子ども達の心に響くのです。
「このていどでじゅうぶんだ」という、見切った思考は、
ちゃんと子ども達に伝わります。
という、恐れを常に持つべきです。

今年は、かなりの改良がなされました。
見学の数がものすごく増えることが予測されていたから、
新しい道具を沢山用意し、ケースへのしまいかたも工夫しました。
出張用と、受け入れ用で、道具の準備もかえました。

発射台も改良し、いままでの半分の人数でも対応できるようになりました。

僕らは、覚悟を持ってロケット教室をよりよくし続けるのです。
よりよくを求め続ける心こそが、宇宙開発の真髄です。
それを示さずして、どうするのか。

覚悟の上で、頑張るのです。
| - | 08:52 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
いつもながら、すごいスケジュールに眠気と闘いながらの移動・・
植松さんでなければならないからこそのこと、でも休息も絶対に必要ですよ。

どの記事からも心の叫びが伝わってきます。
難しい機械系のお話は??ですが、全部仰る通り!とコメントしたいです。

どんな時でもどんな相手でも同じ…その真剣さが次につながります。

閉塞感あふれる地球に、植松さんのご努力と宇宙開発が生きる希望を与えてくれる気がします。

| 紙パックおばさん | 2011/08/29 11:36 AM |









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