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CSWブログ

北海道に生まれた民間宇宙開発企業カムイスペースワークス。 略して「CSW」 ブログはこちらに引越しました。
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きびしー(植松)
 昨日は札幌でした。
和歌山日帰りの後、札幌のホテルに泊まりました。
朝の2時くらいから、なんとも気持ちが悪くなってきて、
一時間ごとにトイレに行く状態に。
ものすごい寒気と、ものすごいだるさです。
講演会場のホテルに泊まっていたから、なんとか会場に入れました。
110分しゃべっていい、とのことです。
普段なら、「わーい!」です。
今回は、ちょっときつい、と感じました。
スペアのいない仕事のつらさを、改めて感じました。
ノロウィルスの可能性が高いので、アルコールウェットティッシュで
こまめに手を消毒してから、お話をさせていただきました。
幸いにして、衆目の前で人としての尊厳を失わないですみました。

そのあと、すぐに小樽に向けて移動です。
食欲は皆無です。
運転中に、おなかが痛くなります。
幸い、スーパーのトイレに間に合いました。

小樽でのお話でも、お話が終わった後で、若い人たちが
沢山来てくれました。嬉しかったです。
そこからすぐに千歳に移動です。
そして、東京に向かいました。

宿に着く頃には、ぼろぼろです。体が痛い。
寒さに関しては、かなり鈍い僕が、東京で寒いと感じるのだから、
かなりの問題です。
とにかく、寝る。
幸い、吐き気も、下痢も、だいぶん治まりました。

ノロウィルスは、潜伏期間は1日〜2日、発症も1日〜2日らしいので、
もうじき状況はよくなると思います。
徹底して周囲のクレンジングはしているので、人にうつさないですんでいるとは思います。
いや、久々にきついです。

今日は、東京でお話をさせていただきます。
明日は、日中に取材が二つで、夕方から千葉県の柏市でお話をさせていただきます。
柏は、CAPの資格を取得した地ですし、秋水の基地があったところです。
※秋水とは、第二次世界大戦の末期に日本で開発されたロケット戦闘機です。
なにか、縁を感じます。


毎日毎日、しゃべります。
嬉しいことも沢山あります。
悲しいことも沢山あります。
無駄なことをしているかも、と思わされることもあります。
でも、無駄かもしれないからやらない、として、何をするの?です。
どうせ人生の時間は進むのです。
だから、無駄かも・・・と思っても、行動すべきだと思います。
そしたら、ぜんぜん無駄じゃなかった、ってことは沢山ありました。
だから、必死で歩きます。

世の中にはいろんな人がいます。
服装も、見た目も、言葉も、生き方も、みんなちがいます。
そらもう、ものすごくちがいます。
社会の常識を知らない人も沢山いますが、
そもそも、常識の定義が曖昧だし、自分たちの常識も常識ではないかも
しれません。
社会の常識を知らないことは、そのときにはトラブルが生じます。
しかし、知ればいいのです。教えればいいです。
そうしたら、自分と適合できる人になるはずです。
そしてもちろん、自分も、もっともっと知るべきです。
僕は、職人の父の元で育ちました。
どちらかというと、親戚一同物作りの人たちでした。
だから、物作りの仕事以外を、見下していました。
でも、青年会議所に入って、物作り以外の商売の人たちと出会いました。
最初は、それはもう、嫌いでした。
考え方が、ぬるい、と思いました。
どうして論理的に思考しないのだろう、と思いました。
でも、よくよく話をしてみると、僕にとっては非論理的な社会があり、
そこで、よりよくを目指しているのだということを知りました。
それに気がついたとき、視野が広くなったのを感じました。
僕の常識は、僕以外の世界では、常識ではありませんでした。
だから、重要なのは、排他しないということだと思います。
自分とちがうものを否定せず、それを調べ、考えることが重要です。
考え方にはいろいろあります。
どの考えも間違いではありません。
正解か、間違いか、なんていうのは、学校のテストの世界です。
どの考えも間違いではなく、でも、ほかの考え方もあります。

幼児にむかって、おまえはなっとらん!とは言わないです。
どうすれば、もっとよくなるのかを教えます。
もちろん、怒ることは重要です。
そのまま行くと危険な場合には、怒るのは重要です。
でも、あくまでも語るべきは未来です。
どうしたら、もっとよくなるのかを考えるのです。
過去は、再発防止のためのデーターとしては重要です。
でも、過去は取り返せません、やり直せません。
だから、過去を責められるとつらいのです。
子どもの頃を思い出すと明確です。
ある先生は、悪いことをしたとき、すぱっと怒って罰を与えて終了でした。
僕は、こういう先生が好きでした。
こういう先生の言うことを聞くのはうれしさを感じました。
でも、やってしまったことを追求され、さらには、あのときは項だった、前にもこうやった、って、過去をどんどんさかのぼられて、だからおまえはダメなのだ!という診断を下されるのは、どうにも救いがなくてつらかったです。
こういう先生は好きにはなれませんでした。
だから、その先生が自転車で帰るコースを調べて、
人通りのすくない道に、道幅いっぱいにきっちり画鋲を並べました。
次の日、朝の全校集会で先生がものすごく怒っていました。
犯人はすぐにわかりました。
そんなに几帳面にきっちり仕事をするのは、僕しかいないと言われました。
嬉しいような、悲しいような・・・。

過去の失敗を責められ、人格が否定されると、失敗できなくなります。
一番いいのは、やらないことです。
そして、失敗が許されないと大変です。
失敗が想定できなくなるから、希望的観測しかできなくなります。
かえって危険です。

だから、過去から学ぶのが一番です。
そして、その練習によいのが、ペーパークラフトや、プラモデルです。
特によいのはペーパークラフトです。
安いから、同じものを、何度もトライできます。
最初、不本意なものができます。
二度目は、少し改善されます。なぜなら、さっきの失敗から学んで改良しているからです。
三度目は、「お、うまくなったな!」って思えます。
四度目は、もっとうまくなります。
過去の不本意な失敗から学んで改善して、改善の成果を体験できます。
だから、ペーパークラフトは、きっとよい精神の修練になります。と思います。


いま、世の中には、
「夢をあきらめるな!」
「努力すれば必ずできる!」
「夢が逃げていくんじゃない、自分が夢から逃げていくんだ!」
なんて言葉があふれています。
そんなのは、みんな知っています。
でも、最大の問題は、
「そもそもがんばれない」ことです。
なぜがんばれなくなったのでしょうか?
それは、失敗が許されないからです。
だから、失敗を許容し、そこから改良を見つけ出す喜びを教えなければなりません。
人の成長を支えるのです。
人を「おまえはダメ人間だ」と診断してはならないのです。
いまはダメだけど、だからこうしてみたら?が重要です。
どーせ無理から、だったらこうしてみたら、です。

これって、うまく伝わってるのかなあ・・・。
90分、100分。短い時間で、うまく伝わるのかなあ・・・。
まだ、伝え方が未熟なんだろうか・・・。
無駄なことをしているのかなあ・・・。
こんなにつらい思いをしながら、なんにもならないことをしてるのだろうか・・・。
時々、もうやめたくなります。
会社もやめたくなります。
独りでのんびり暮らしたくなります。
でも、そんなときは子ども達がくれた感想文を思い出します。
やめるわけにはいきません。
いかに思いが伝わらなくて悲しくても、やめるわけにはいきません。

だったらこうしてみたら?

がんばらなくちゃ。

今日の僕が、衆目の前で、人としての尊厳が保てるよう、祈っていてください。



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| - | 08:26 | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark |
あえて言いますけど

全国行脚はもう辞めてもいいんでないのと思います。

「まだあの子達を救えていない」からと植松さんは言うかもしれないけど、植松さんができなかったら次世代に引き渡したらだめなのでしょうか?

で、本当は植松さんの想いを次世代に引き渡さなきゃだめでないのと思います。
そのためのARCではないのかなあと私は理解しているのですが。違うでしょうか?

今すぐでなくても、これから少しづつでも準備を進める必要があるのではと思うのですが・・・・

・・・・・と思って書いてきたけど・・・・

植松さんが会いたい、伝えたい対象は「大人」という壁の向こうにいるんですよね。
| 高橋徹哉 | 2010/04/22 11:33 AM |
とても厳しい状況でも、講演をやりとげたのですね。人としての尊厳を損なわずに済んだ…どれほど大変だったのでしょう。

高橋様ではありませんが、命が心配!という気までしてきます。

植松さんしかできないこと、他の人では考え出せないことがまだまだあるのではないか…山崎直子さんが宇宙から戻ってきた映像を見ながら、そう思ったりします。
| 紙パックおばさん | 2010/04/22 11:37 PM |
とても厳しい状況でも、講演をやりとげたのですね。人としての尊厳を損なわずに済んだ…どれほど大変だったのでしょう。

高橋様ではありませんが、命が心配!という気までしてきます。

植松さんしかできないこと、他の人では考え出せないことがまだまだあるのではないか…山崎直子さんが宇宙から戻ってきた映像を見ながら、そう思ったりします。
| 紙パックおばさん | 2010/04/22 11:39 PM |









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