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CSWブログ

北海道に生まれた民間宇宙開発企業カムイスペースワークス。 略して「CSW」 ブログはこちらに引越しました。
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怒濤の感想文(植松)
 ARCの建物には、来てくれた子ども達がきれいに装飾して送ってくれた感想文が
いろいろと貼ってあります。
いずれも、僕らが元気をもらえます。

でも、実はその数十倍の、紙の感想文があります。
泣けます。
この感想文も、できれば見えるようにしたいと思っていますが、
個人情報だしなあ・・・と思うと、躊躇してしまいます。

これらの感想文を、学校の先生や、保護者の方に見て欲しいです。
子ども達が、何を考えているのかを知って欲しいです。

子ども達は気付いています。
保護者や先生が要求する社会の常識と、
現在の社会情勢の間にはギャップがあると言うことを。

いまや、ビジネスの寿命は10年です。
ですから、子ども達が「職業」を「夢」にした場合、
就職する頃には、その職業がなくなりつつある状況も考えられます。

公的な仕事はなくならなそうな気がするでしょうが、
実際にはこれからはわかりません。
そして、いままで不変であるかのように振る舞っていただけではないでしょうか?
ものすごい溝を、税金などで埋めてきただけではないでしょうか?
それは、社会負担なのです。

なんだかわからないけど、
いい学校にいって、
いい会社に入って、
楽をして暮らしなさい。

いい学校ってなんですか?
いい会社って何ですか?

楽をして多くの対価を得られるものが「いい」ものですか?
努力以上に「してもらえる」ことが「いい」ですか?
そんな社会システム成り立つと思いますか?

高校も、大学も、やりたいことを実現するための手段です。
だから、自分で選べるのです。
自由なのです。

ですから、中学校くらいから、何をしたいのかはある程度考える必要があります。
漠然と、でもいいです。
大別すると、世の中に仕事は二種類あるかと思う人が多いです。
ものを作る仕事と、人と関わる仕事?
それって、理系と文系というカテゴライズから生まれたものですよ。
そして、理系と文系というカテゴリーは、受験の選択科目の都合で生まれたものです。
社会から生まれたものではありません。
受験対策から生まれたのです。
なるべく、楽をするために生まれた仕組みです。

すべての仕事の共通点は、よりよくを求める、です。
その心を、中学生くらいで、しっかり身につけるべきだと思います。

よりよくを求める、は、指示や命令ですることではありません。
自分で考えるのです。
現在の状況を把握し、
おかしいな、へんだな、って思ったことを無視せずに見つめ、
なんで変なのかを考えて、
だったらこうしてみたら?と考え、行動すること。
これが、よりよくを求めることだと思います。
自分で考えると、間違いもあります。
情報がすくなかったり、偏っていたりすると、間違えます。
でも、間違えたときのために、次の手を用意するのです。
そのために重要なのが、失敗を許容し、リトライするチャンスです。

今の学校では、授業がタイトなので、テストが悪くてもリトライのチャンスは
ほとんどありません。
できないことは、できないままで通過しなければいけません。
だったら、卒業後に、もう一度リトライするチャンスがあってもいいかも、
なんて思ったりもしています。

僕の話を聞くと、学校の先生の中には、
勉強よりも趣味が大事だって言っている。間違っている。
と思う人が多いです。

その人は、趣味がないか、趣味がサービスを受けるだけなのかもしれません。
もしくは、やりたいことを我慢して、毎日を過ごしているのかも。
でも、やってみればいいのに、と思います。
我慢しなければいけない理由に、お金があげられます。
でも、お金がないからできない趣味は、おそらくサービスです。
買おうと思っているから、してもらおうと思っているから、お金が必要になります。
でもそれは、いくら追求しても、お金が出ていくだけです。
本当の趣味とは、そうではないです。
買うだけではなく、買ったものに工夫をして価値をつける。
そういう趣味を知っている人は、僕の話を理解します。

そして、子ども達は、僕の話をちゃんと聞いてくれています。
先生達のように、排他しません。
そういう考えもあるよね、と認めてくれて、消化してくれます。

もちろん、中には、認めたくないから、反論してくれる子もいます。
本を読めと言うけど、本を読むだけでは何もできない。
と書いてくれた子もいたけど、最後の締めくくりは、
「とてもよい話でした。」とまとめてくれていました。

本を読む、というアクションを起こすことが大事なんです。
本を探すという、アクションが大事なんです。
与えられた本を読むのではなく、自分で探すのです。
もちろん、外れも沢山あります。
その中から、予想もしない知識を得られることもあります。
だから、まずは、本を読み、先人の苦労の階段を上るのです。
そうしたら、できそうな気がしてきます。
そうしたら、やってみたくなるのです。

もうじき、見学旅行や、修学旅行の季節です。
はるか本州から来てくれる学校まで増えました。
でも反面、まったく興味を示してくれない学校もあります。
家族ででもいけるようなアミューズメントにいくだけとか、
宿泊にコストを振り向けた結果、学習にお金が回せない学校とかもあります。
スケジュールの都合で、学習に時間をまわせない学校もあります。
なんだか、変だなあ、と思います。
それを望んだのは、子ども達なのでしょうか?
大人ではないでしょうか?
有料で大勢を受け入れるのになれているアミューズメントは、
先生さえもお客さんになれますから、事件事故の責任を負わなくてすみます。
いいホテルと、いい食事も、そりゃあ、いいでしょう。
体験学習や修学旅行を、子ども達が共通の思い出を作るため、
という考え方もありますが、本当は、毎日学校で会ってるんですから、
毎日思い出は作れているんじゃないですか?

子ども達が、そして社会が、何を求めているのかを、大人はしっかり考えるべきだと
思います。
だから、植松電機にどんどん届く、べらぼうな量の感想文を読んでほしいと思います。
ちなみに、僕の話を褒め称えるような感想はないですよ。
こどもたちが、どれほど考え、そして、どれほど我慢しているかがわかります。
そして、彼らは、「我慢」=「あきらめる」と教えられているから、
ものの見事にあきらめています。
でも、僕の話を聞いてくれた子は、我慢の本当の意味を知ってくれます。
我慢とは、ぐっとこらえて、次のチャンスのために、力を蓄える事です。
明日のために今日の屈辱に耐えることです。

僕の話をきいて、宇宙開発をしたいです!と書く子はほとんどいません。
みんな、自分の夢について、あきらめるんじゃなくて、すべきことを考える、と書いてくれるのです。


先生にお話を聞いていただけるチャンスもあるといえばあるのですが、
そういう勉強会に、出席してくれない先生と関わりたいです。
そのためには、その学校に行くのが一番です。
どうすればいいか?
その学校で、先生と保護者の方が聞けるような講演会を開いて欲しいです。
もちろん、すごい壁にぶつかると思います。
でも、その壁の下で押しつぶされるのは、我が子であるということを
決して忘れないでください。



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